日曜日の夕暮れ時。キャンプを楽しんで帰ってきた後、マンションのエントランスで「これからこの重い荷物を何往復して部屋まで運ぶのか……」と、ため息をついたことはありませんか?
実は、マンション住まいのキャンパーが感じるストレスの大部分は、部屋の広さそのものではなく「玄関と荷物の距離」にあります。どれだけ広いリビングがあっても、ギアをそこまで運び込むのが大変であれば、キャンプへ行くハードルはじわじわと上がってしまうものです。
江東区・木場エリアで多くのキャンパーの方々の住まい探しをお手伝いしてきた私、汐見あおいが、今回は「玄関収納(SIC)」をフル活用して、マンションでのキャンプライフを劇的に楽にする方法をご紹介します。
[江東区・木場エリア]SIC充実のキャンプ向き物件探しを依頼するスタートライン パークサイド木場店
マンションのキャンプ準備を「玄関」で完結させるべき理由
マンション暮らしにおいて、キャンプ道具を玄関、特にシューズインクローゼット(SIC)に集約させる最大のメリットは「動線の短縮」です。
戸建てと違い、マンションは玄関から一歩外へ出れば、そこからは共用部の廊下、エレベーター、そして駐車場へと続く長い道のりが待っています。もしギアをリビングの奥や寝室のクローゼットに収納していたらどうでしょうか。
- クローゼットからリビングを通って玄関へ運ぶ
- 玄関に一旦置いて、ドアを開けて外へ出す
- エレベーターで駐車場へ
この「1」の工程が意外と曲者です。重いハードクーラーや、長さのあるテントを抱えて狭い廊下を通る際、壁にぶつけて傷をつけてしまうリスクも。玄関のSICにすべてが収まっていれば、ドアを開けてすぐに積み出しを開始でき、肉体的な疲労も心理的な負担も驚くほど軽減されます。
「キャンプは準備と片付けが一番大変」と言われますが、玄関を「ギア倉庫」化することで、その負担を半分に減らすことができるのです。
マンションのSICを「ギア倉庫」に変える3つのレイアウト規則
「うちの玄関はそんなに広くないから」と諦める前に、まずはレイアウトを見直してみましょう。木場エリアのマンションに多いSICの平均的なサイズ(約1.2畳〜1.5畳程度)でも、規則正しく配置すれば驚くほどの収納力を発揮します。
スタートラインで物件をご案内する際も、キャンプ好きのお客様には以下の3つのルールをお伝えしています。

1. 下段は「重量級」と「キャスター付き」の定位置
一番下の段(床面)には、最も重いギアを配置します。ポータブル電源、大型のクーラーボックス、そしてキャンプ道具を運ぶキャリーワゴンです。これらは棚に持ち上げるだけでも一苦労。床に直接置くことで、出し入れの際の腰への負担を最小限に抑えられます。
2. 中段(ゴールデンゾーン)は「コンテナ」で統一
腰から目線の高さまでの棚には、スノーピークの「シェルコン」やトランクカーゴなど、サイズを統一したコンテナを並べます。 「焚き火道具セット」「調理器具セット」など、中身をカテゴリー別に分けておけば、忘れ物防止にも役立ちます。木場エリアの分譲賃貸マンションに多い可動棚付きのSICなら、コンテナの高さに合わせて棚板を調整できるため、デッドスペースをほぼゼロにできます。
3. 上段は「軽量」かつ「長尺」なものを
手が届きにくい最上段には、寝袋(シュラフ)やマット、あるいはオフシーズンのタープなど、軽くてかさばるものを収納します。万が一落下しても危険が少ないものを上に置くのが、安全面での鉄則です。
【実例】重いギアを置いても安心!床の傷対策と汚れ防止の工夫
マンションの玄関収納で最も気になるのが、床の傷や汚れではないでしょうか。特に賃貸物件の場合、退去時の原状回復費用が頭をよぎりますよね。
スタートラインのスタッフの間でも「これを使えば安心」と話題になっているのが、厚手のクッションフロアマットや、タイルカーペットの活用です。

床保護シートの重要性
最近のキャンプギアは、タフな使用を想定して底面が硬い樹脂や金属で作られているものが多いです。重さ30kgを超えるような大型のポータブル電源などをそのまま置くと、長期間の荷重で床に凹みや傷が残る原因に。 玄関の土間部分に、ホームセンターで購入できる透明のチェアマットや、10cm単位で切り売りされているクッションフロアを敷くだけで、傷のリスクは劇的に下がります。
「汚れ」を室内に持ち込まないために
キャンプ帰りのギアには、どうしても泥や芝生、あるいは灰が付着しています。これを部屋の奥まで持ち込んでしまうと、掃除が大変です。 玄関収納であれば、多少の汚れは「土間の一部」として処理できます。SIC内にコンパクトなハンドほうきを吊るしておき、ギアをしまうついでにサッと掃き掃除をする習慣をつける。これだけで、リビングをキャンプ汚れから完全に隔離することができます。
家族の不満を防ぐ!玄関収納で注意すべき「靴のスペース」と「湿気対策」
さて、ここで少し厳しいお話もしておかなければなりません。いわゆる「反証」ですが、玄関収納をギアで埋め尽くすことにはリスクも伴います。
靴のスペースを死守する
当たり前ですが、玄関は「靴を置く場所」でもあります。パパのキャンプギアでSICが埋まり、奥様やお子さまの靴が玄関に溢れ出してしまうと、家庭内でのキャンプへの風当たりが強くなることは目に見えています。 対策として、SICの「片面は靴、片面はギア」とはっきりゾーニングすることをおすすめします。もし入り切らない場合は、使用頻度の低い冬物ブーツなどは寝室のクローゼットへ移動させるなど、家族全体のバランスを考慮した優先順位付けが不可欠です。
湿気はキャンプギア最大の敵
玄関は、外気との寒暖差で結露が発生しやすく、湿気がこもりやすい場所です。特に雨の日のキャンプ後に、少しでも湿ったテントやシュラフをSICに密閉してしまうと、数週間後にはカビだらけ……という悲劇が起こりかねません。 マンションのSICには換気扇がないケースも多いです。対策としては、「除湿剤を多めに置く」「サーキュレーターで定期的に空気を循環させる」、そして「キャンプから帰った後は、完全に乾くまでリビングで陰干しする」という手順を徹底しましょう。
どうしても玄関に収まりきらない、あるいは湿気が心配な高価なギアがある場合は、マンション付帯のトランクルームを併用するのも一つの手です。
木場・清澄白河エリアで「広いSIC物件」を見極める内見のポイント
木場や清澄白河周辺は、木場公園でのBBQやキャンプイベントも盛んで、アウトドア好きの方に非常に人気のエリアです。このエリアのマンション選びで「キャンプ適正」を見極めるには、図面上の「SIC」という文字だけでは不十分です。

内見時にチェックすべき「3つの数値」
実際に内見へ行く際は、ぜひメジャーを持参して以下の3点を計測してください。
- SICの入り口の有効幅 中の広さは十分でも、入り口が狭くて「お気に入りの大型コンテナが通らない」という失敗が意外と多いのです。
- 棚板の奥行き 一般的な靴用の棚は奥行き30cm程度ですが、大型のコンテナを置くには40cm〜45cmあると理想的です。
- 最下段の高さ キャスター付きのワゴンを畳んだ状態でそのまま転がし入れられる高さがあるか。これができるだけで、撤収作業の楽さが変わります。
木場エリアの近年の築浅マンションでは、最初から大型のSICを備えた「アウトドアフレンドリー」な物件も増えています。私たちスタートラインパークサイド木場店では、各物件のSICの具体的なサイズ感や、キャンパーのお客様からの評判などの生の情報を持っています。
ご自身のキャンプギアが今の玄関に収まるか不安な方、また具体的な物件情報を知りたい方は、お気軽にプロへご相談ください。
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※木場・清澄白河周辺のマンション事情に詳しいスタッフが、実際のサイズ感をもとにアドバイスいたします。
キャンプをもっと身近にするために「玄関」から暮らしを見直してみませんか?
マンションでのキャンプライフを快適にする鍵は、玄関収納の「ギア倉庫化」にあります。
- 重いものは床面に、軽いものは上段にレイアウトする
- 床保護シートで傷対策を徹底し、賃貸の不安を解消する
- 家族の靴スペースと換気対策だけは譲らない
これらを意識するだけで、キャンプへの出発はもっとスムーズになり、帰宅後の疲労感は驚くほど軽減されるはずです。
もし今の住まいで「どうしても玄関が狭くてキャンプが億劫になってきた」と感じているなら、それはライフステージが変わったサインかもしれません。




















パークサイド木場店には、実際に週末はキャンプを楽しんでいるスタッフも在籍しています。「今の家より快適にキャンプへ行きたい」「このギアを収めるにはどのくらいのSICが必要?」といった、趣味を起点にしたお部屋探し。その想いを、ぜひ私たちにサポートさせてください。