ベトナム発祥の生春巻き(ゴイクーン)は、米粉でできたライスペーパーに好きな具材を巻くだけで完成します。作りおきの食材を使えばもっと時短に!
材料
ライスペーパー 2枚
ストックささみ 1本
えび 好きなだけ※ゆで豚などでもOK
もやし 適量
細切りきゅうり 適量
パクチーやシソ 適量
スイートチリソース お好みで
ナンプラー お好みで
工程①材料を用意する

ストックささみ、もやし、細切りきゅうり、シソを用意します。
もやしはレンジでチンしておきます。
工程②えびを炒める

背わたをとった小えびを、ごま油、ニンニクと一緒に炒めます。この小えび炒めは使い回し力が高いので、作り置きしておくと便利です。
工程③ライスペーパーをもどす

ライスペーパーは水でもどして使います。水にさっとくぐらせたら、すぐにでこぼこした面を上にしてまな板の上におきます。
ライスペーパーは、カロリーが低い植物性食品です。野菜だけ使えば、ベジタリアンやヴィーガンの方でも食べられます。
ライスペーパーの賞味期限は開封後3か月程度なので、早めに使い切りましょう。ぴったりと封をしておけば室温で保存できます。
ライスペーパーこぼれ話
ライスペーパーは、タピオカでん粉と米でできています。ベトナム語ではバインダー(バインチャン)と呼ばれています。
ライスペーパーは1枚33.6kcal(100gあたり336kcal)、オイルフリー&グルテンフリーでダイエット食品にも向いています。
*ユウキ食品株式会社『ライスペーパー』栄養成分情報より計算)
https://youki.co.jp/goods/goods-detail/?910
また、焼いたり、揚げたり、蒸したりできる活用の幅が広い優れものです。
工程④具を巻く

えびなど鮮やかな色のものを先に置き、上から野菜を置きます。えびが外側に見えるので、でき上った時にきれいに見えます。
野菜を覆うように手前側を折り、次に左右の端を折ります。封をしていない封筒のような状態になったら、手前からしっかり巻いていきます。
物足りない時は、そうめんや春雨を少量ゆでて一緒に巻いてもOK。ボリュームが出て満足感が得られますよ。
和洋中のバリエーションを楽しんで

生春巻きは、具やタレを変えるだけでさまざまなバリエーションが楽しめます。
写真は、残り物のから揚げと野菜炒めを一緒にまいてシソをのせ、焼き鳥のタレをかけて和風にアレンジしたもの。

焼いた肉を挟んでコチジャンを入れれば韓国風に、お刺身を挟んで山椒やしょうが、しょう油でいただくと、また違った和テイストが楽しめます。
ぜひオリジナルの生春巻きを開発してくださいね。
松下和代(ナチュラルフードスタイリスト)
保育士、栄養士、調理師の資格を持つ。保育所や児童養護施設、ハーブ料理レストランなどでの勤務経験を活かし、栄養関連の記事執筆、保育・栄養相談、アレルギーガイド、レシピ制作など多方面で活躍中。メニューを自分で決められて自分らしく料理が楽しめる少人数制の料理教室も開催しています。
★松下和代Amebaブログ