簡単!本格的!鶏ささみの台湾風粥と青梗菜炒め

保存用ストックささみとその出汁を使って作る台湾風お粥。青梗菜をシンプルに炒めたものと一緒にいかがですか?

ご飯のお供「小菜(シャオツァイ)」

台湾では、メインの麺やご飯と一緒に必ずといっていいほど一緒に副菜を食べるのが習慣。「小菜(シャオツァイ)」といって、屋台にも一般的なごはん屋さんにも、どこにでも必ず置いてあります。

漬物やきのこの和え物、青菜の炒め物など種類はさまざまで、小皿ひとつ30元(約130円)程度。

台湾のメイン料理はさっとしたものが多いので、この小菜があるのとないのでは食卓の楽しさが全然違います。

お粥は特に、物足りなさを感じがちなメニューです。ぜひこの小菜習慣を真似てみてはいかがでしょうか。

材料(2人分)

【炊いたごはんを使ったお粥】
ごはん 1膳
 カップ2
ストックささみ
の出汁 大さじ4
 適量

【小菜(チンゲン菜炒め)】
チンゲン菜 1個
 適量
 適量

工程①お粥を作る

炊いたお米に水とストックささみの出汁を加えてフライパンや鍋で煮込み、お粥を作ります。

炊飯器でお米から作る場合は、水とお米と出汁を炊飯器に入れ「お粥モード」でお粥を作ります。

時間を短縮したい場合はレトルトのお粥を使ってもOK。

工程②小菜(チンゲン菜炒め)を作る

チンゲン菜を食べやすい大きさに切って、フライパンに多めの油を入れ、からめます。

そこに水を入れて沸騰させ、チンゲン菜が透き通ってきたらザルにあけて水を切り、フライパンにもどして再度炒めながら味つけします。

これは、中華料理でよく使われる「油通し」と言うテクニックをアレンジした方法。少し手間がかかりますが、普通に茹でたり炒めたりするよりも色鮮やかになり、シャッキリとした歯ごたえが出ます。

工程③ささみを割く

ストックささみは、食べやすい大きさに手で割きます。筋がある場合は取り除きましょう。

工程④お粥にささみをのせる

お粥の上にささみをのせて完成。お好みで、赤い粒コショウやパクチーをのせても風味豊かになります。小菜と一緒にいただきましょう。

松下和代(ナチュラルフードスタイリスト)
保育士、栄養士、調理師の資格を持つ。保育所や児童養護施設、ハーブ料理レストランなどでの勤務経験を活かし、栄養関連の記事執筆、保育・栄養相談、アレルギーガイド、レシピ制作など多方面で活躍中。メニューを自分で決められて、自分らしく料理が楽しめる少人数制の料理教室も開催しています。
★松下和代Amebaブログ