週末真似したい海外レシピ、日本で手に入る食材で台湾ローカルスイーツに挑戦!今回は湯圓(タンユエン)です。
湯圓ってどんな食べ物?
湯圓(タンユエン)は、温かくても冷たくてもおいしい台湾を代表するローカルスイーツ。日本でいうなら「白玉デザート」です。白玉そのものの意味もあるし、このスイーツ全体を指す意味もあります。
タンユエンは、かき氷の上にのっかっていたりオリジナルのスープに浸かっていたり、お店によって特色はさまざま。
- 小豆の形が残ったおしるこ
- こしあんを溶いたおしるこ
- 水あめとしょうがを煮た琥珀色の汁
- 水あめを煮た透明な汁
- 水あめと金木犀を煮た透明な汁
- 酒粕と卵を煮た甘酒のような汁
材料
団子
白玉粉 100g
水 100㏄
ピーナッツバター(なくてOK) 適量
スープ
ウーロン茶(ジャスミン茶や緑茶でもOK) 適量
砂糖(黒砂糖orはちみつも可) 適量
季節の果物(なくてOK) 飾り程度
工程① 白玉粉を練る

ボールに白玉粉を入れたらぬるま湯を少しずつ加え、耳たぶほどの固さになったらひとまとめにします。手袋をして作業をすると生地が手につきません。
工程② 生地を丸める

生地を細長くのばしたら8等分に切って、切ったものは丸めておきます。
今回は中に餡を詰めるため、少し大きめな団子を想定しています。中に餡を入れない場合はお好みの大きさで大丈夫。
工程③ 団子を作る

丸めた生地を平たくのばして中にピーナッツバターを包んで丸くします。丁寧にコロコロ転がしましょう。 中に餡を入れない場合はただ丸めるだけでOK!
ピーナッツバターは市販のものを使用しています。甘さ控えめがいい場合は砂糖が少ないタイプを選びましょう。
現地では中身が入っていないタイプのほうが多く、人差し指の爪くらいの大きさのがたくさん入ったタンユエンもあります。
特に子どもが食べる場合は小さいほうがいいかもしれません。たくさん食べた感も出るし、見た目もかわいいですよ。
工程④ 丸めた団子を茹でる

沸騰した湯の中に丸めた団子をそっと入れて、転がしながらゆっくりゆで上げます。
中身が飛び出さないように、火を強めすぎずフツフツする程度でゆでるのがポイント!
ゆで上がりの目安は、生地が透き通って浮かんで来るまで。時間にすると3分程度です。
工程⑤ 好みのスープでいただく

お好みのスープに浮かべたらでき上がり。今回はウーロン茶にしましたが、ジャスミン茶などに変えると一味違った風味に。
夏はお茶、冬はアツアツのおしるこや抹茶、甘酒をベースにしてもおいしいです。
また、変化をつけたい時は黒砂糖やはちみつでアレンジしたり、柚子やシナモンを使って風味をプラスするのもおすすめですよ。

松下和代(ナチュラルフードスタイリスト)
保育士、栄養士、調理師の資格を持つ。保育所や児童養護施設、ハーブ料理レストランなどでの勤務経験を活かし、栄養関連の記事執筆、保育・栄養相談、アレルギーガイド、レシピ制作など多方面で活躍中。メニューを自分で決められて、自分らしく料理が楽しめる少人数制の料理教室も開催しています。
★松下和代Amebaブログ
本当に時間がない…そんな時は市販のお団子を使いましょう!季節の風味をプラスして自分好みのタンユエンを楽しんでくださいね。