週末真似したい海外レシピシリーズ。わさびじょう油とマヨネーズだけで和テイストにアレンジしたアボカドトーストを紹介!
NYやカリフォルニアでも人気健在

シンプルな味付けでもおいしくできる欧米発祥のアボカドトースト。日本に上陸してから、瞬く間に朝ごはんやランチの定番メニューになりましたよね。
カリフォルニアは海の幸が豊富に獲れる地域です。サーモンをたっぷり使い、海苔と豆苗でカルフォルニアロールをイメージしたアボカドトーストを食べながら、週末はおうちでのんびり、カリフォルニア気分を味わってみてはいかがでしょうか。
材料(4枚分)
食パン 4枚※厚さはお好みで
アボカド 1個分※お好みの量でOK
スモークサーモン お好みの量
豆苗 適量
カット海苔 適量
調味料
マヨネーズ 適量
わさび(パック寿司の余りでOK) 適量
しょう油(パック寿司の余りでOK) 適量
工程①アボカドを切る

「森のバター」ともいわれるアボカドは植物性の脂肪が豊富に含まれています。あっさり食べたいんだけど満足感を得たい!という時にとってもおすすめ。
買う時に、つやと少ししわがある黒っぽい皮のものを選ぶと食べごろです。切った後に固いと感じたら、600Wのレンジで1分ほど加熱してから調理するといいですよ。
※出力切り替えのない自宅用電子レンジは500~700Wが一般的です
アボカド豆知識
アボカドは、開いた時に黒くなっていることがありますが、あれはポリフェノールのオキシターゼという酵素が酸化してできるものです。
しかし、なかには傷んで黒くなっている場合もあります。傷んでいる時は異臭がするか、全体的に黒ずんでいます。食べるのはやめてください。
半分になったアボカドを保管したい場合は、断面にレモン汁をかけて空気に触れないように密閉すると黒くなるのを防げますよ。
工程②調味料を合わせる

わさびとしょう油の分量はお好みでOKですが、みなさんのおうちの冷蔵庫には、パック寿司を買った時についてくるわさびやしょう油が余っていませんか?
今回のようなごく少量の調味料にはあのサイズがちょうどいい!わさびは1個分、しょうゆは3個分なのでぜひ有効活用を。
また、アボカドは空気に触れるとポリフェノールが酸化して黒く変色します。先に油や酸を含む調味料にからめておきましょう。
オリーブオイル、マヨネーズ、レモン汁などを加えるとさらに効果的。
工程③パンを焼いて具をのせる

パンが焼き上がったら、アボカド、サーモン、豆苗、海苔の順にのせてできあがり。
日本では白い食パンが好まれるイメージですが、アメリカでは小麦の胚芽やふすまなどを丸ごとひいた全粒粉(ホールウィート)のパンが多く利用されるそう。全粒粉は、食物繊維やビタミン・ミネラルも一緒に摂れます。
普通の食パンはもちろん、バケット(フランスパン)でもOKです。焼き加減もお好みで。
冷凍アボカドも使えます
アボカドは冷凍のものでも代替できます。冷凍アボカドを使う場合は、冷凍のままトーストにのせて一緒に焼くと、解凍もトーストもできて一石二鳥です。
また、豆苗の代わりにスライスしたきゅうり、市販のキャロットレペ(レモンとオリーブオイルで味付けしたにんじんの細切りサラダ)などをのせてもおいしいです。
そのほか、こんな組み合わせもおすすめです。
・アボカド+サワークリーム+アップルバター
・アボカド+トマト+ベーコン
わさびを柚子胡椒や七味に変えてもおいしく食べられます。季節や気分に合わせて、具材や風味のアレンジをお楽しみくださいね。
松下和代(ナチュラルフードスタイリスト)
保育士、栄養士、調理師の資格を持つ。保育所や児童養護施設、ハーブ料理レストランなどでの勤務経験を活かし、栄養関連の記事執筆、保育・栄養相談、アレルギーガイド、レシピ制作など多方面で活躍中。メニューを自分で決められて、自分らしく料理が楽しめる少人数制の料理教室も開催しています。
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