そうめんでゆで時間短縮!台湾風汁なし麺(まぜそば)

おうち時間を楽しむ、週末真似したい海外レシピ。サッと作れる早ゆでそうめんを使い、台湾風汁なし麺(まぜそば)にチャレンジ!

台湾では汁なし麺が一般的

台湾の麺料理といえば牛肉麺(ニュウロウメン)が有名ですが、実は「乾麺(ガンミェン)」という汁なし麺(まぜそば)も日常よく食べられているとってもポピュラーな料理。

蒸し鶏やきゅうりをのせ、しょう油やオイスターソースをベースにしたタレをかけて食べます。日本の一般的な麺料理より麺の分量が少なくサッと食べられるので、朝から晩まで働く忙しい台湾人の生活に欠かせません。

材料

そうめん 2束
小えび(冷凍エビでOK) 適量
おろしニンニク(チューブでOK) 適量
胡麻油 適量
きゅうり(なくてもOK) 適量
ねぎ(冷凍パックでOK) 適量
鷹の爪(乾燥パックでOK) 適量
黒胡麻(なくてもOK) 適量
砕いたピーナッツ(粉末ピーナッツorなくてもOK) 適量

万能ダ(およそ2名分)
しょう油 大さじ2
オイスターソース(焼きそばソースでもOK) 大さじ2
紹興酒(日本酒or料理酒でもOK) 大さじ1
砂糖 小さじ2
塩 適量
唐辛子(一味/七味唐辛子や鷹の爪でもOK) お好みで
水 大さじ5

工程① 小えびを炒める

熱した油ににんにくを加え、背わたをとった小えびを炒めます。両面とも赤くなったら別の器にとり分けます。使った油はタレに利用するので捨てずにそのままで。

工程②万能ダレを作る

万能ダレの材料を混ぜ合わせます。現地では、香りの強い油や甘味のあるしょう油が使われますが、日本では手に入りにくいことも。

今回は甘味を出すためオイスターソースで代用しましたが、お好み焼き用のソースなどでもOKです。

ねぎや胡麻、ピーナッツなどをお好みで加え、エビを炒めた油を注いだら置いておきます。

工程③ 麺をゆでる

今回は時短のためにそうめんを使います。1分ほどでゆで上がったらお皿に盛りつけます。冷たい麺で食べたい場合は水洗いしてもOK!

時間に余裕がある時は、ひやむぎや徳島の特産品である半田手延べそうめん(半田そうめん)を使うとコシのある味わいが楽しめますし、うどんを使えば満足感が出せますよ。

ゆで時間の目安
1~2分 そうめん(直径1.3mm未満)
4分前後 ひやむぎ(直径1.3mm以上1.7mm未満)
15分前後 うどん、きしめん(1.7mm以上)

温度や季節を気にせず楽しめる

具材の上からソースをかけて混ぜながら食べます。この汁なし麺のいいところは、温かいままではもちろん、冷たくてもおいしいこと。食欲がない夏場にもおすすめのレシピです。

松下和代(ナチュラルフードスタイリスト)
保育士、栄養士、調理師の資格を持つ。保育所や児童養護施設、ハーブ料理レストランなどでの勤務経験を活かし、栄養関連の記事執筆、保育・栄養相談、アレルギーガイド、レシピ制作など多方面で活躍中。メニューを自分で決められて、自分らしく料理が楽しめる少人数制の料理教室も開催しています。
★松下和代Amebaブログ

台湾風にする決め手は、ソースの甘味とピーナッツ!台湾の麺料理には、砕いたものや粉末のピーナッツが本当によく使われています。

麺の種類や具材に変化をつけて、オリジナルの汁なし麺を開発しましょう!