2月に入居したい!物件探しはいつからがベスト?注意点やよくある疑問も解説!

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引っ越しの最盛期である年度末が近づく2月は、賃貸物件の数も増えます。希望通りの物件に出会える可能性も高く、引っ越しにはおすすめのタイミングです。3月に比べ、引越し費用を抑えやすい点も2月入居のメリットでしょう。

では、2月に理想の物件に入居するためには、いつから物件探しを始めれば良いのでしょうか。

今回は、2月中の入居を円滑に進めるポイントを解説します。2月入居までのスケジュールや、逆算しての物件探しスタートのタイミングもまとめました。

“あの物件”を狙うライバルを出し抜き、2月入居を叶えるヒントとして活用してください。

2月入居の物件探しは、いつから始めるべきか

冬は、何かと忙しい季節です。2月入居に向けて、効率良く物件を探すには、いつから探し始めるべきでしょうか。具体的に解説します。

2月入居の物件探しは12月~1月スタートがおすすめ

2月入居を目指す人の物件探しは、12月〜1月ごろに始めるのがおすすめです。

賃貸物件は、探し始めから入居まで、最低でも2週間はかかります。希望に合う物件がないと、数週間〜3か月程度かかるケースもあると知っておいてください。

賃貸物件探しに時間がかかる理由は、賃貸物件に特有の「手続き」にあります。借主(あなた)と貸主(大家)、不動産会社、保証会社など、多くの立場がかかわるため、どうしても手間がかかるのです。

また、2月は不動産会社が繁忙期に入ります。通常以上に手続きに時間がかかる可能性も想定し、早めに行動を始めたほうがベターです。

物件探しは、早すぎてもデメリットがある

「物件探しには時間がかかる」とはいいますが、物件を探し始める時期は早すぎても良くありません。

たとえば、2月に入居を希望する人が「早いに越したことはない」と秋ごろから探し始めるとどうなるでしょうか。10月に、運良く希望の物件に出会えたと仮定します。

希望の物件への入居を確保したい場合、入居の意思表示が必要です。入居の意思表示とは、物件への申し込みと契約を意味します。

この「契約」が、要注意ポイント。

賃貸契約を交わす際には、入居日を具体的に明示しなければなりません。入居日は、どんなに先延ばしできても、契約から2週間〜3週間程度先までです。

ちなみに、入居日以降は家賃が発生します。2月からの入居を希望していた人が11月に契約したために、年内には家賃を支払わなければならなくなるのです。

物件探しには、最適なタイミングがあります。本記事を参考に、早すぎず遅すぎない、ベストタイミングを見つけてください。

2月入居で賃貸物件を探すメリット・注意点

賃貸物件への2月入居には、さまざまなメリットがあります。ただ、中には注意したいポイントも。2月入居で賃貸物件を探すメリットと注意点を、簡単に解説します。

2月入居のメリット

2月入居で賃貸物件を探すメリットは、次の3つです。

  • 入居者募集の物件数が増える
  • 好条件・人気物件が見つかる可能性がある
  • 引越し費用をやや節約できる

年末から年度末は、引越しシーズンです。退去が決まった物件の募集が始まり、入居者募集物件数が1年でもっとも多くなります。好条件の人気物件が空室になる可能性も高く、理想の部屋に出会える期待も持てるでしょう。

また、2月の引っ越しは、引っ越しや家具・家電にかかる費用が最高値になる直前です。引っ越しに必要な費用を、ピークより抑えられる点もメリットといえます。

2月入居の注意点

2月に賃貸物件への入居を希望する場合、注意したいポイントは2つあります。

  • 不動産会社が繁忙期である
  • 物件の成約スピードが速い

2月は、不動産会社が繁忙期に入っています。退去連絡と契約への対応が毎日のように続いている状態を承知しておいてください。内見や手続きをしたくても、希望通りの日程で予約できない可能性もあります。

また、多くの人が物件を探す時期でもあるため、好条件・人気物件を中心に、次々と成約していきます。「じっくり比較してから」と考えていると、希望の物件が埋まってしまうことも考えられます。

2月入居の物件探しは、即断即決するつもりで進めましょう。

物件探しから入居までの基本的な流れ

希望のタイミングでの入居を叶えるためには、物件探しから入居までの流れを押さえておく必要があります。

物件探しから入居までに必要なタスクは、おおむね以下の通りです。

  1. 物件探し
  2. 物件の内見
  3. 物件の入居申し込み
  4. 保証会社の審査
  5. 物件の契約と重要事項説明
  6. 初期費用振込
  7. 入居

物件探しから入居までに必要な手続きと、2月入居に向けてのおすすめの時期をまとめて解説します。

物件探し(12月~1月)

まず、住みたい物件を探しましょう。

賃貸物件を取り扱う不動産会社のホームページや、賃貸物件ポータルサイト(suumo・athomeなど)には、多くの賃貸物件が公開されています。

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住みたいエリアや最寄り駅との距離、広さ・間取り、家賃など、希望条件で絞り込みながら探してみてください。

不動産会社によっては、自社だけで扱う物件や一般には公開しない「未公開物件」を取り扱っているケースもあります。気になる不動産会社があれば、直接店舗に出向き、相談してみても良いでしょう。

物件の内見(1月初旬~中旬)

気になる物件が見つかったら、不動産会社に問い合わせ、内見します。物件に入り、実際に見てみることで、生活してからのイメージもわきやすくなります。

物件を内見する際は、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 立地、アクセス
  • 近隣の雰囲気、治安
  • 日当たり
  • 設備
  • 清潔さ、汚れの有無

物件の場所が分かる場合は、不動産会社と現地で待ち合わせる方法もあります。不動産会社に出向く時間と交通費が節約できます。

物件の入居申し込み(内見後、数日以内)

条件に合う物件に出会え、納得できたら入居申し込みに進みましょう。「この物件に入居を希望する」旨を不動産会社に伝えれば、不動産会社が手続きを進めます。

条件の良い物件や人気物件は、すぐに埋まる可能性があります。できるだけスピーディーな検討・判断を心掛けてください。

なお、物件の入居申し込みは、まだ「契約」ではありません。ただし、契約にあたって必要となる保証の審査は、申し込み内容に基づき進みます。虚偽の内容を書かないよう、気をつけてください。

入居申し込みの際に、連帯保証人や申込金を求める不動産会社もあります。不明な点は遠慮なく尋ねながら、手続きを進めましょう。

保証会社の審査・契約(申し込みから1週間~10日程度)

入居申し込み手続きが済むと、不動産会社が提携している保証会社が契約の可否を審査します。入居審査に通らなければ、物件の契約には進めません。

保証会社が審査するポイントは、およそ以下の通りです。

  • 家賃の支払い能力の有無
  • 連帯保証人・保証機関の可否
  • 入居者の性格や属性

入居審査を通過すると、不動産会社から「契約に進む」旨の連絡が入ります。指定された持ち物を持って、不動産会社に出向きましょう。

一般的に、賃貸物件の契約に必要なものは、以下の通りです。

  • 住民票
  • 印鑑
  • 身分証明書
  • 家賃引き落とし口座が分かるもの

契約時には、費用や物件使用時の注意点、契約解除に関する事項など、重要な内容が説明されます。重要事項説明の内容は書面として、契約書と一緒に渡されます。紛失しないよう、大切に保管しておいてください。

初期費用振込(契約後、すみやかに)

契約が締結されたら、請求された初期費用をすみやかに支払います。初期費用には、以下のものが含まれます。

  • 敷金
  • 礼金
  • 初回家賃
  • 仲介手数料
  • 火災保険料
  • その他(不動産会社の付帯サービス費用、駐車場料金など)

入居申し込みの際に申込金を支払っている場合は、初期費用の一部に充当されます。初期費用の金額や内訳に不明瞭な点があれば、契約印を押す前に不動産会社に相談し、明確にします。

初期費用は、不動産会社の指定口座に振り込みとなるのが一般的です。

入居(不動産会社の指定日以降)

初期費用を支払うと、不動産会社から物件のカギを受け取れます。カギを受け取った日以降は、いつ入居(引っ越し)しても構いません。

2月入居をスムーズに進めるコツ

不動産会社が繁忙期に入る2月に、円滑に入居を完了させるために押さえたいコツを、3つ紹介します。

賃貸物件に対する優先順位を決めておく

賃貸物件のポータルサイトには、膨大ともいえる数の物件が掲載されています。本来なら、その一つひとつを、希望に合うかどうかじっくり吟味して決めたいところでしょう。ところが、2月入居に向けては、物件の争奪競争も激しくなります。

ゆっくり比較検討する時間がないことも、想定しておかなければなりません。

限られた時間で極力、希望に合う物件に出会うためには、物件に対する優先順位を明確にしておくことが大切です。明確な優先順位があれば、条件をできるだけ多く満たす物件を見極めやすくなります。

以下は、最低限、考えておきたい条件です。物件探しを始める前に、一考してみてください。

  • 家賃
  • 立地(アクセス)
  • 周辺環境
  • 設備
  • 駐車場、駐輪場
  • 部屋の広さ、間取り

日ごろから不動産情報サイトをチェックしておく

引っ越しの可能性が生まれた時点から、不動産情報サイトをこまめにチェックしておきましょう。見ておきたいサイトは、以下です。

  • ポータルサイトを2つ程度
  • 気になる不動産会社のホームページ1~2社程度

不動産情報サイトを見ていると、物件ごとの傾向や相場が把握できるようになってきます。家賃相場や人気の設備、住みやすい地域などの予備情報は、本格的な物件探しでも間違いなく役に立ちます。

また、完成前に入居者を先行募集する新築物件や、意外な場所にある好物件・掘り出し物件が見つかる可能性もあります。

入念に準備を進める

物件探しでは、準備が成否を分けます。あらゆる展開を想定し、考えられるだけの準備をして臨みましょう。

内見の際は、メジャーを持っていきましょう。物件各所のサイズを測れれば、後日あらためて計測に行く必要がありません。

相談だけのつもりで行っても、良い物件に巡り合えて内見に…となる可能性もあります。

印鑑や身分証明書も持参すると、その場で申し込み手続きまで完了できます。

希望の物件に出会える不動産会社を見つけるポイント

「ここに住みたい!」とワクワクする物件に出会うためには、不動産会社との“縁”も無視できません。不動産会社によって、取り扱いのある物件や得意分野が異なるためです。

希望の物件に出会える不動産会社を見つけるポイントを、2つの視点から解説します。

物件の取り扱い地域

どの不動産会社も、全国の不動産情報を閲覧できます。しかし、実際に取り扱っている物件は、店舗周辺地域のものがほとんど。同じ不動産会社内でも、支店・店舗ごとに担当エリアが割り振られていると考えてください。

また、店舗周辺の物件を案内するケースが多いため、スタッフも自然と地域の物件に詳しくなります。

住みたいエリアがある程度決まっている場合は、そのエリアにある不動産会社に問い合わせるのが近道です。

営業時間・休日

不動産会社の閉店時間は早く、18時までというところが多めです。日曜や祝日が休業だと、相談や内見をしたくても都合が合わない人も多いのではないでしょうか。

不動産会社を選ぶ際は、営業時間の長さや休日にも注目しましょう。仕事帰りに立ち寄れる、日曜にゆっくり相談できる不動産会社なら、物件探しの効率も高まります。

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2月入居に向けてのQ&A

2月に物件に入居したい人から、よく寄せられる質問を3つピックアップし、解説します。

Q.希望の物件があるが、2月に空くかどうか分からない場合はどうすれば良いか

A.不動産会社への問い合わせがおすすめです

「あの物件に住みたい」と名指しできる物件があるものの、現在は空室がなさそう…、そんな場合は、まずその物件の管理会社や最寄りの不動産会社に相談してみてください。退去予定があれば、教えてもらえる可能性があります。

物件の管理会社は、物件の外壁や階段部、門扉等に掲示されています。最寄りの不動産会社に問い合わせても、対応してもらえるでしょう。

Q.現在、空室の物件に入居したい。2月まで入居日を待ってもらえるか

A.入居を待ってもらえる期間は、管理会社やオーナーによります

「入居希望の2月まで期間があるが、あの物件を確保したい」、そんなときにどれくらい入居日を待ってもらえるかは、管理会社やオーナーの意向次第です。

入居日が先に延びるほど、管理会社・オーナーにとっては家賃収入が減ります。入居するのであれば、1日でも早く入ってもらいたいというのが本音でしょう。

一般的には、契約から入居までは最大2週間とされます。場合によっては、3週間待ってもらえるかもしれません。実際にどれくらい待ってもらえるかは、交渉次第です。まずは不動産会社に相談してみてください。

Q.2月は引越し業者の繁忙期か

A.2月下旬から、引越し業者は繁忙期に入ります

3月の最盛期ほどではないにせよ、2月は引越し業者の繁忙期です。とくに、2月下旬になると、3月並みの料金を覚悟したほうが良いでしょう。

また、土日や祝日は、平日よりも予約が取りにくく、料金も上がります。「引越し費用をできるだけ抑えたい」「引越しの日程に自由がきく」といった場合は、2月中旬までの平日で引っ越すことをおすすめします。

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店舗は中央区や江東区、千代田区、港区など15か所。メディアで紹介される機会も増え、いま大注目のスタートライングループ。最寄りの店舗まで、ぜひ気軽に足をお運びください。経験と知識豊富なスタッフが、お待ちしています。

まとめ

2月に入居したい場合、物件探しは12月〜1月のスタートがおすすめです。新年度に向けて空室になる物件が増え始め、理想の物件に出会える可能性も高い、物件探しに最適な時期です。

ただ、2月は引越しを考える人も増える季節。好条件の物件は、次々と埋まります。日ごろから物件情報には目を光らせ、回りに先んじての行動で、希望通りの物件を確保してください。

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