1月に入居したい!物件探しはいつからがベスト?注意点やよくある疑問も解説!

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自由に時期を決められる引っ越しもあれば、さまざまな事情で入居時期が限定される場合もあります。毎日忙しく過ごすなかでの物件探しは、できるだけ効率良く進めて、希望通りの時期に入居したい!それが本音だという人も多いはずです。

では新居に「1月」から住み始めたい場合、物件探しはいつごろから始めるべきでしょうか。

今回は1月入居に向けて、物件探しを始める最適な時期を解説します。あわせて、1月入居だから気をつけたいポイントや、物件探しから入居までの流れもまとめました。

新年のスタートと同時に、新居での生活を始められるヒントが満載です。ぜひ、最後までご覧ください。

1月入居の物件探しは、いつから始めるべきか

1月に新しい物件に入居したい場合、部屋探しは「いつから」始めるのがベストでしょうか。

おすすめの物件探し時期と、物件探しの注意点を時期の面から解説します。

1月入居の物件探しは11月~12月から始動

入居希望日が1月中の物件探しは、11月中・下旬〜12月の開始がおすすめです。

物件探しから入居までは、もっともスピーディーに進んでも2週間程度必要です。かかるケースだと、数週間〜3か月ほどかかる場合もあります。

1月入居では、さまざまな手続きが年末年始にかかり、通常より日数が必要となることも考えられます。急ぐあまり、時間に余裕がないままに物件探しを始めても、希望の物件を十分比較できないかもしれません。

期間に余裕をもって、11月から12月の初旬には物件を探し始めたほうが良いでしょう。

★TIPS★「物件の申し込み、即入居」はできない
空室の賃貸物件なら、申し込みすれば数日以内には入居できるのでは、と考えたくなるかもしれません。しかし、実際は申し込み、即入居は不可能です。

申し込みから契約までのあいだに保証会社の審査があること、また契約成立後にクリーニングのための日数が必要になる場合もあるためです。

物件探しから入居までは、もっともスムーズに進んだ場合で2週間は見積もっておきましょう。詳しくは後述する「物件探しから入居までの流れ」の章で解説します。

物件探しは早すぎても費用面でもったいない

物件探しには、ある程度の時間的余裕が必要です。だからといって、「早めに始めるほど良い」かというと、そうとも言い切れないのが難しいところ。

希望の物件を確保したい場合、入居の意思表示として申し込みや契約が必要です。申し込みをすると保証会社の審査が入り、審査に通過すると速やかに契約に進むよう、求められます。

契約時には、入居日(家賃発生日)を明示しなければなりません。入居日は、先延ばしできて2週間〜3週間程度。つまり、契約から1か月以内には家賃が発生するということです。

仮に10月に物件探しをして申し込み・契約をした場合、年内には間違いなく家賃が発生するでしょう。本来、入居したかった1月までの期間は、住んでいないのに家賃を支払うことになります。

物件探しは、早すぎても理想の展開にはならない点を押さえる必要があります。

1月以降は費用が割高になる可能性もある

賃貸物件を扱う不動産会社の繁忙期は、2〜3月です。新年度に向けて、物件探しが1年でもっとも活発になります。

この繁忙期に向けて、家賃の見直しが行われる可能性がある点も、知っておきましょう。2~3月になると家賃を上げても入居者を確保できる可能性があります。

この時期を見計らって、値上げに踏み切る管理会社やオーナーがいるのも事実です。

入居のタイミングが1月から遅れると、この値上げの波に飲まれるおそれがあります。比較的お得に入居できる1月を逃さず、計画的に物件探しを進めましょう。

物件探しから入居までの流れ

物件探しから入居までの流れと、所要日数を解説します。1月入居に向けて計画を立てる参考にしてください。

まず、物件探しから入居までにすべきタスクは、次のとおりです。

  • 物件探し
  • 物件の内見
  • 申し込み
  • 保証会社の審査
  • 物件の契約と重要事項説明
  • 初期費用振込
  • 入居

それぞれを詳しく見てみましょう。

物件探し(11月~12月)

希望に合う物件を探します。

suumoやathomeなどの不動産ポータルサイトや、近隣不動産会社のホームページをチェックしましょう。

住みたい地域が限定されている場合は、その地域に密着した不動産会社に問い合わせる方法もおすすめです。

物件の内見(12月初旬~中旬)

気になる物件が見つかったら、取り扱う不動産会社に連絡し、物件の中を見せてもらいます。あわせて、立地やアクセス、近隣の雰囲気、治安などもチェックしましょう。

物件の内見には、不動産会社の立ち合いが必要です。あらかじめ、不動産会社と日程調整をします。

申し込み(内見後、数日以内)

希望に合う物件に出会えたら、その物件に入居する旨を不動産会社に伝えます。すると不動産会社は「申し込み」として、手続きを進めます。

申し込みは、まだ本契約ではありません。ただし、このあとに控える審査と契約に向けて、連帯保証人を求められる場合もあります。また、申込金として1万〜数万円を支払うケースもあります。申込金は、契約の際に初期費用に充当されます。

保証会社の審査・契約(申し込みから1週間~10日程度)

申し込み後、保証会社が契約の可否を審査します。無事審査を通過したら、物件の本契約に進みます。

契約には様々な書類が必要です。不動産会社から指示された書類を、あらかじめ準備しておきましょう。

契約締結後、物件に関する重要事項の説明を受けます。

初期費用振込(契約後、すみやかに)

契約時に、初期費用の見積もり書も提示されます。契約後はすみやかに、指定の金融機関に初期費用を振り込みましょう。

なお、初期費用に不明な点があった場合は、契約の印を押す前に不動産会社に問い合わせ、クリアにしておきます。

入居(不動産会社の指定日以降)

初期費用の振込確認が取れると、不動産会社からカギが引き渡されます。カギを受け取った後は、いつ入居してもかまいません。

引っ越し業者を利用する場合は、契約時に「カギの受け渡し日」を聞いておきましょう。カギの受け渡し日の翌日以降に、引っ越し業者を手配します。

1月入居をスムーズに進めるコツ

「1月に入居したい」、その希望どおりに物件探しを進めるコツを、3つ紹介します。

物件に対する希望事項に優先順位をつけておく

物件探しを始めると、「物件は膨大にある」ことに気づきます。物件それぞれに特徴があり、長所・短所も見られます。あらゆる条件を満たすパーフェクトな物件を見つけるのが難しい一方で、どの程度までなら条件面で妥協しても良いものか、悩むかもしれません。

しかし、誰もが「良い」と感じる物件ほど、どんどん埋まっていきます。物件を探し始めてから速やかに希望の物件にたどり着くために、物件への希望条件を整理し、優先順位をつけておきましょう。

最低限、優先順位を決めておきたい条件は次の6つです。

  • 家賃
  • 立地(アクセス)
  • 周辺環境
  • 設備
  • 駐車場、駐輪場
  • 部屋の広さ、間取り

日ごろから不動産情報サイトをチェックしておく

転居の可能性が浮上した時点で、不動産情報サイトをこまめにチェックしておくことをおすすめします。

不動産情報サイトに掲載される物件を見ていくと、家賃相場や人気の設備、住みやすい地域などの傾向を把握できます。こうした情報が予備知識となり、本格的に物件探しを始めたときに役立つこと間違いありません。

不動産情報サイトを見ていると、意外な場所に物件があると気づけたり、入居希望時期に完成する新築物件に出会えたりと、さまざまな情報を収集できる点もメリットです。

不動産会社への相談に持っていくと良いもの

物件の内見から申し込みまでの期間をできるだけ短縮したい場合は、内見したその場で入居を決断できる準備をして臨みましょう。

物件の場所があらかじめわかっていれば、不動産会社の立ち会いがなくても確認できるポイントをチェックできます。立地やアクセス、周辺環境、駐車場や駐輪場の有無など、建物外部情報が該当します。

また、物件の内見時にはメジャーを持参しましょう。大型家具の搬入経路や冷蔵庫・洗濯機を置く場所のサイズを測るためです。必要な家具を搬入・設置できると分かれば、内見後にあらためて計測する手間を省けます。

「内見する物件に住む」前提で準備をしておくと、無駄なく行動でき、円滑な申し込み・入居が実現するでしょう。

1月入居に向けてのQ&A

1月に入居したい人から、よくある質問を3つ解説します。「不動産会社に聞くほどではないが、実は疑問だった」、そんな不安を解消してください。

Q.希望の物件があるが、1月に空くかどうかわからない…!

A.不動産会社に率直に問い合わせてみましょう

通勤・通学でよく見る、あの物件。「おしゃれだな、いいな」「立地も完璧!住みたいな」と思っても、すべての部屋にカーテンがかかっている。いまは満室なのかもしれません。

もし、そのような物件があったら、あきらめる前に問い合わせてみることをおすすめします。問い合わせ先は、物件の管理会社、もしくは最寄りの不動産会社です。

現在は満室でも、退去予定があれば教えてもらえる可能性があります。もし空室になる予定がなくても、その旨を聞ければ、別の物件探しにスッキリと気持ちを切り替えられるのではないでしょうか。

親切な不動産会社なら、条件が似た別の物件を探してくれる場合もあります。

いずれにせよ、「満室のようだから」「不動産情報サイトに出てこないから」とあきらめるのは、もったいないこと。遠慮なく、問い合わせてみてください。

Q.空室物件を1月入居まで待ってもらえるか

A.空室物件の入居を待ってもらえる期間は、管理会社やオーナーによります

一般的には、契約から2週間が入居日の目安です。最大でも、3週間まで。それ以降は、家賃がかかると考えておいたほうが無難です。

管理会社やオーナーも、入居日が先に延びるほど、家賃収入が減少します。待っているあいだに、別の入居者と契約できたかもしれません。そう考えると、あまりに入居日を先延ばしにする展開は、避けたいのが本音でしょう。

ただ、入居日の交渉自体は、して構いません。希望の入居日を伝え、借主・貸主双方の妥協点を探ってみてください。

Q.1月は引っ越し業者の繁忙期か

A.1月は、引っ越し業者の繁忙期“直前”です

引っ越し業者の繁忙期は、2月〜3月です。1月はまだスケジュールに余裕があります。

料金の割引やサービスに融通をきかせてくれる可能性もあります。

お得に引っ越しを済ませるためにも、1月の入居はおすすめの時期です。

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まとめ

1月に入居を希望する場合、物件探しは11月〜12月にスタートしましょう。物件探しから入居までは、最短でも2週間はかかります。こだわり条件に合う物件をじっくり探していると、あっという間に1か月経ってしまうかもしれません。

反対に、物件探しが早すぎても、住まないうちから家賃を支払うことにもなりかねません。入居希望日から逆算し、計画的に物件を探し始めましょう。

日ごろから不動産情報サイトやポータルサイトを見ていると、希望物件の相場を把握でき、いざ物件探しが始まってからスムーズに進みやすくなります。希望条件に優先順位をつけ、迷う要素を減らしておくことも、物件探しをスピーディーに進める秘訣です。