いつものお肉料理をアジアンテイストに!手作りサンバルソース

アジアのソースは、シンプルでスパイスを使ったものが多いのが特徴です。今回は、日本でも手に入りやすい材料でサンバルソースを作りました。 

サンバルソースって?

暖かい風土で海にも山にも恵まれたバリでは、たくさんのハーブやスパイスを使った調味料が食卓に並びます。

中でも、唐辛子を使ったサンバルソースは、家庭の味といわれるほどさまざまな種類があります。本来、レモングラスとケチャップマニス(インドネシアの甘口しょう油)で作られるサンバルソースですが、日本のスーパーでも手に入りやすい材料でアレンジしてみました。 

材料(作りやすい量で)

たまねぎ 1/2個
にんにく(チューブでOK) お好みで
サラダ油 適量
しょう油 適量
みりん 適量
顆粒だしの素 少々
お酢 少し
ライム(レモン)の皮 適量※市販のレモン果汁でも可
輪切り唐辛子(七味唐辛子でOK) 適量

工程①調味料を用意する 

すりおろしたにんにく、みじん切りにしたたまねぎ、調味料を用意します。

今回は、より現地の風味に近づけるためにフレッシュなレモングラスのみじん切りと唐辛子の輪切りを使いましたが、代用できるもので大丈夫です。

レモングラスは、普段あまり見かけない食材ですが、ハーブティーによく使われています。探せない時はそれを利用するのもおすすめ。小さじ1程度加えるだけで爽やかな香りがつきます。

工程②甘辛しょう油を作る 

今回は、ケチャップマニスの代わりにだしの素、しょう油、みりんを煮詰めて「甘辛しょう油」を作ります。「甘辛しょう油」は、耐熱容器に入れて電子レンジ600Wで1分。焼き鳥のたれでも代用できますよ。

工程③調味料を混ぜる

工程①で用意したたまねぎとにんにく、②の甘辛しょう油に、酢、サラダ油をよく混ぜ合わせます。最後にライムの皮と七味唐辛子を加えて香りを出します。 

 工程④料理に添える

肉、魚、野菜と何でも合うので、お好きな食材と一緒に召し上がってください。バリではよく、サテ(串焼き)にも添えられています(下写真はサバの塩焼き)。

また、ダイエット中の方など、サラダのドレッシングにもよく合うのでぜひ試してみてくださいね(下写真は、焼モロッコインゲン&ブロッコリーのサラダ)

松下和代(ナチュラルフードスタイリスト)
保育士、栄養士、調理師の資格を持つ。保育所や児童養護施設、ハーブ料理レストランなどでの勤務経験を活かし、栄養関連の記事執筆、保育・栄養相談、アレルギーガイド、レシピ制作など多方面で活躍中。メニューを自分で決められて自分らしく料理が楽しめる少人数制の料理教室も開催しています。
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